国内旅行の行き先が長野県長野市であれば
来訪ありがとうございます。
今回は長野県長野市に行かれる場合の穴場、「戸隠」についてご紹介します。
戸隠は長野市から車で約1時間のところに存在する、神話と伝説の里です。
岩戸伝説や、平安時代の山岳修験道場の場として知られる戸隠は、密かなパワースポットとしても知る人ぞ知る穴場なのです。戸隠奥社の参道には、江戸初期に植林された樹齢400年のクマスギが連なって、荘厳な雰囲気を醸し出しているのです。
こちら、ぽちっとお願いします!
情報配信の励みになります!
にほんブログ村
長野戸隠へのアクセス
全国から、そして世界から、
まずはJR長野駅までお越しください。
そして、JR長野駅から、駅を出てすぐのバスターミナルへ向かいます。
そちらの、7番ターミナルからアルピコ交通のバスが出ています。
ここから穴場である戸隠までは約1時間ほどで、運賃は宝光社までが片道1150円、中社までは1250円、そして奥社までは1350円です。
ただし、お得なフリーきっぷがありますのでぜひそちらをご利用ください。
価格は2600円で、下記の特典が付いています。
- 戸隠エリアのフリー区間であれば、何度でも乗り降り可能
(戸隠神社最寄りの各バス停もフリー区間内に含まれます) - 有効期間は5日間
- 長野駅から戸隠間の往復券もセット
- 片道ボーナスチケット(長野駅ー善光寺)もあり
- フリーきっぷを提示すると、指定のお店(蕎麦屋や博物館など)で割引特典を受けられる
長野の穴場戸隠の五社参拝
戸隠神社は次の5社で構成されています。
- 奥社(おくしゃ)
- 中社(ちゅうしゃ)
- 宝光社(ほうこうしゃ)
- 九頭龍社(くずりゅうしゃ)
- 火之御子社(ひのみこしゃ)
ちなみに、この中で総本社は奥社となります。
ぜひとも歴史ある戸隠神社の五社を巡り、神聖な空気をたくさん浴びてください!
この美しい戸隠は、国内旅行の穴場としてはかなりおすすめのスポットです。
戸隠古道とは、ここ戸隠の山林の中にある戸隠五社を巡り総本社の奥社にたどり着くルートのことを指しています。
戸隠古道は山道を歩くので、トレッキングシューズを履くことをおすすめします。
また、天候によってはぬかるみもあるので、水が染み込まない防水機能のあるものを選びましょう。
さらに、水筒や雨具の準備もしておいたほうが良いと思います。
戸隠五社参拝の順番
戸隠五社を参拝する順番としては、最初に宝光社を出発し、火之御子社、中社を経て、奥社を最終目的地とすることがおすすめです。
全行程約6キロのほどよい距離となります。
この順で巡れば、麓から奥社を目指した人たちとと同じルートをたどることができ、鳥居も正面からくぐることができるのです。
戸隠五社参拝の方法
まず各社の鳥居をくぐる前には一礼をしましょう。
そして、道の端を歩くようにしましょう。
道の真ん中は神様の通り道です。
そして、各社の境内にある手水舍、柄杓を使って手や口を洗い清めましょう。
社殿前に着いたら帽子やコートは脱いで、二礼二拍一礼をして参拝しましょう。
戸隠五社の御朱印
戸隠神社5社にはそれぞれ異なる5種類の御朱印があるので、是非とも御朱印帳を持参し、それぞれの御朱印をいただくことをおすすめします。
しかし、御朱印をいただける場所と季節によって異なるので注意が必要です。
神社名 (御朱印受付:午前9時~午後5時) | 授与所(冬季以外) | 授与所(冬季) |
宝光社(11月下旬以降は、社務所閉鎖) | 宝光社 | 中社 |
火之御子社 (通年を通して無人) | 宝光社・中社 | 中社 |
中社 | 中社 | 中社 |
九頭龍社 (1月初旬以降は、社務所閉鎖) | 奥社 | 中社 |
奥社 (1月初旬以降は、社務所閉鎖) | 奥社 | 中社 |
また、冬季になると窓口を閉鎖するお社があります。
国内旅行の穴場スポットなので、あまり情報がないと思われますが要注意です。
御朱印は基本的に参拝後に頂くものですので、季節によって参拝ルートが変わってきます。
冬季は中社に御朱印授与が集約されるので、中社を最後に回るなど、ルートについて事前に考える必要があります。
戸隠の宿坊と名物料理
そして、参拝後の宿泊は、戸隠ならではの宿坊をおすすめします。
宿坊とは本来は遠方から来た参拝者の方々が、参拝のため地元の寺社にお世話になり、早朝と深夜もお勤めも共に行う場所を意味していました。
しかし、ここ戸隠では一般の方にも宿坊の体験をしていただくということで、宿泊の際にありがたいご祈祷をしていただけたり、名物である戸隠の蕎麦や山菜料理を楽しんでいただくことができるのです。
戸隠の宿坊での貴重な穴場体験
戸隠神社の宿坊は、宝光社と中社のまわりに沢山あります。
どちらも古くからの御師の家なので、風格のある建物が多いのです。
戸隠は、昔は寺でもありましたが、今は、神社なので、宿坊の食事も精進料理ではありません。
しかし、肉は最小限で、川魚と山菜中心の料理となります。
まさに穴場グルメですね!
また、お寺と違って朝のお勤めでお経を上げることはあまりありませんが、(一部、般若心経を上げるところもあります)、希望すれば祝詞を上げて御祈祷をしていただけます。
ちなみに、戸隠の宿坊のご主人は、ご先祖は御師で現在は、神職の資格もお持ちの神主さんです。
戸隠の穴場グルメ蕎麦
戸隠の名物といえば、何と言っても戸隠蕎麦です。
よって、戸隠には蕎麦打ち名人の神主さんが多くおられ、宿坊に泊まると特製の戸隠蕎麦を食べさせていただけるのです。
これぞ穴場グルメの神髄ですね!
また、戸隠の蕎麦には他の信州蕎麦とは違う特徴があります。
それは、蕎麦の盛りつけの仕方です。
これは「ぼっち盛り」と言いまして、そばを一口大ほどの馬蹄形に丸め、戸隠名産の根曲竹で作ったざるに盛りつけるのです。
本当の戸隠蕎麦は、この盛り方、そしてこの根曲竹のざるに盛り付けるものなのです。
長野戸隠は神聖なる穴場スポットです
いかがですか?
長野駅から1時間足らずの穴場、こちら戸隠で、ぜひとも心身ともに癒されてみてはいかがでしょうか?
神聖な戸隠古道で神の力をたっぷりいただいて、宿坊で美味しい戸隠蕎麦と有難いご祈祷をいただいたら日頃の穢れから解放されることでしょう。
コメント